439本当にあった怖い名無し [sage] :2005/09/16(金) 20:35:11 ID:6H9igmG70
小学校1年くらいの頃、夜中に喉が渇いたので隣に寝ている母を起こして二階へ上がり、
二人でお茶を飲んでました。その時、何気なくフとベランダを見ると月の光で外がとても明るかったので
母と二人でベランダに出て月を眺めようと空を見上げてみると、
雲一つない夜空に綺麗な大きな満月が出ていて、そのすぐ横にディズニーのピーターパンの最後に出てくる
あの船の形をした雲がすごく綺麗に浮かんでいました。しかもものすごく大きいんです。
私はすごく感動し、「お母さん!ピーターパンの船や!」と興奮した声で言いうと
母もそれを見ながら「ほんまー!キレーに見えるわー!」と言いました。
私は感動のあまり泣きそうになったけど、なぜか母に泣いてるのを見られるのが恥ずかしくて我慢していると、
母が感動してる私に気づいたのか、「よかったなー!」と言ってくれました。
その時私はピーターパンの存在を完全に信じていたし、不思議には思わなかったのですが、
次の日友達や先生に話しても誰も信じてくれず、大きくなるにつれて自分でもありえない話をしているなと
気づいてきて、だんだんその話を人前で話さなくなり、そんなことを忘れかけていた頃、母が
「ね、昔一緒にピーターパンの船見たの覚えてる?」と話しかけてきました。
私は母は覚えてないだろうと思っていたので驚きました。
今でも母と私は鮮明に覚えています。


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