238本当にあった怖い名無し :2005/09/04(日) 03:05:31 ID:xIWG8RfS0
小学一年生のとき、福島某所の祖父の家へ一人で泊まりに行った。

祖父の家はでかい茅葺き屋根の古民家で、周りが山々に囲まれてて
近隣も15軒くらいしかない超ド田舎。
当時は風呂も便所も薄暗い裸電球ひとつで、壁に自分の影とかが映って
揺れたりなんかして、本能的に怖かった。

その風呂場で不思議なもんを見た。
風呂に入ろうと、一人で脱衣所の電気をつけた途端、ぴちゃって音がするから
なんだろうと思って風呂の戸をガラっと開けると・・・
(知らない)おばちゃんが後ろ向いて湯船に入ってた。
誰だろうと思った瞬間、それがこっちを向いた。

そしたら、顔が、獣なの!狐や狸っていうんじゃなくて、獣としか言いようのない顔なの。

恐怖に固まってたら、びゅっと開いてた窓から飛んでいった。
本当にあっという間だった。
その後私は当然号泣、しばらくは風呂に入れなかった。

もちろん家族も、祖父の家人も誰も信じてくれなかった。
あんな田舎なのに、狐や狸にだまされたという話は
祖父の家にも、村にも全く伝わってないらしい。

240本当にあった怖い名無し [sage]:2005/09/04(日) 04:43:56 ID:WeCvJb+t0
>>238
どんな獣の顔だったのか凄く見たいです
詳細を
口の部分は犬のように隆起してましたか?

251238:2005/09/04(日) 22:50:16 ID:xIWG8RfS0
>>240

狸や狐の顔色々ネットで見てみたけど・・・
ハクビシンが一番近いと思います。


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