522本当にあった怖い名無し [sage]:2005/04/27(水) 09:40:53 ID:AcwBqf5R0
十年くらい前、受験勉強をしてた時の話なんですが・・・

まあいつものように深夜勉強してたわけです。机が窓の前にあったから、
田舎の暗い田畑ばかりの景色を望みながら。
そん時、なんかチラチラ眼の端に入るなあと思って窓の外を見たら
白い物体がひらひらと宙に舞ってたんです。
その時は、ビニール袋でも飛んでいるのかと思って大して気にも留めませんでした。
しばらくして、まだ飛んでる気配がしたのでもう一度窓の外を見ました。
その時に初めてそれがすごいデカいもんだとわかりました。
シーツか?とも思ったんですが、その日の風は強くない。
もう目が離せなくなって凝視してたら、そいつは目線に気付いたかのように
さらにどんどんこっちに近づいてきました。
それはシーツどころではなく、もっととてつもなくデカいものでした。
幅は2メートル、長さは10メートル以上もあるんじゃないかというほどの。
そいつはひーらひーらと窓の前まで飛んできて、窓の枠いっぱいに「のび」をしました。
そしてそのままスーッと屋根の方に上がって見えなくなりました。
顔はありませんでしたが、あれはいったんもめんだったと信じています。


このエントリーをはてなブックマークに追加    
「不思議な話」リンク集