565 名前:おさかなくわえた名無しさん [sage]:2006/02/23(木) 20:52:30 ID:6xQWmGwT
中学生の頃、ひとりで留守番をしていたら「痛いよぅ〜、痛いよぅ〜」
とすすり泣く声が聞こえた。
すぐに止んだけど、恐くなって寝たふりをしたり、他界した父の仏壇に
守ってくれ〜と拝んだりした。

数カ月後、思いっきり足の小指を引っかけた私の口から出たのはあの時の
「痛いよぅ〜、痛いよぅ〜」という声そのものだった。
なんだ、あれは未来の自分の声だったのかw
悲惨な目に遭った死際とかじゃなくて足の小指程度でよかった。

570 名前:おさかなくわえた名無しさん [sage]:2006/02/23(木) 22:00:55 ID:6xQWmGwT
あれから包丁で指をツメかけたり何度か痛い思いもしたけど、もう声が聞こえることは
なかったな。本当の死際の声が聞こえたら嫌だなあ。
そういうのはよく大人になると聞こえなくなるというけど、子供時代の
精神の不安定さとかからきてるんだろうか。

そう考えれば、近所でおばあさんが亡くなる前に背後で聞こえた泣き声も、
私の名前を呼ぶ父の声も恐くない…か?


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