588本当にあった怖い名無し [sage] :2007/06/10(日) 22:48:54 ID:WFQzghrC0
まだ三歳頃の話。親戚の家に向う車の中、幼い俺は暇を持て余していた。
両親は子供にはわからない話を延々と続けていたし、ラジオは何を言ってるのかわからないほど音質が悪かった。
景色を見ようとしても雨が降り続けていて視界が悪く気分転換にはならなかった。
その時ふと窓ガラスをつたう水滴が気になった。
水滴に指先を重ねて動かすと水滴が指の動きについてきた。
水滴と水滴をぶつけるという遊びをひたすら繰り返していると親戚の家に着いた。
当時、それがどういうことを意味するかわからなかったが、中学生の頃くらいに何故かそのことを鮮明に思いだし、
不思議な気分になった。
水滴は当然車の外をつたう。
その水滴を車内からガラス越しに操作して、単に暇つぶし程度にしか思えなかった幼い頃の自分がちょっとはがゆい。
ちなみに今はできません。

591本当にあった怖い名無し [sage] :2007/06/12(火) 00:10:23 ID:IFQRJnIYO
>>588
俺もやったw
従兄弟と、車で出かけた時に教えてもらった。ただ、どういう状況でとか思い出せないな


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