621本当にあった怖い名無し [sage]:2006/01/16(月) 14:20:01 ID:kEpG1+kk0
たぶん、これも変な記憶だと思うので。

小学校4年生頃の事。
私は当時盛岡に住んでいましたが、近郊に岩山(標高約340m)と呼ばれる比較的急勾配な山がありまして
そこは開発されゴルフグリーンや遊園地、動物園(頂上付近にあります)、それに整備された墓所があり
午前中から家族と動物園などへ遊びに出かけていたんですね。
そしてやがて夕暮れになり、時刻は夕方4時を過ぎた頃だったと思います。
西日が沈みかけ、動物園も閉園時刻になり長い開けたエントランスを歩いてたときの事でした。

私はふと空を見上げたんですね、夏の匂い、それは木々の深い香りで
そんな環境に囲まれるのが好きだった私は、寂しさと嬉しさを感じながら見上げてたのですが
上空をなにやら鳥が横切りました。

目視で100Mぐらいの距離でサイズは15cmぐらいでしたが、ちょっとおかしい事に気が付きました。
それは確かに鳥ではあったのですが、なにやら違う。
ちゃんと大きなストローク(サイズが大きいため?)でしたが羽ばたいていたし、白鳥のようにも見えた。

しかし、その鳥は頭と尾に大きく長くなびかせた飾り羽があり、影がかかっていましたが
色はどうやら鮮やかな黄色とオレンジで、非常にカッコイイ風貌でした。
暫く眺めていましたが、やがて見えなくなってしまいました。
今も思い出せますが、あれは鳳凰だったのではと思っています。


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