760 名前:本当にあった怖い名無し [sage]:2008/02/29(金) 23:56:45 ID:fccql5f90
小学校2年生位の時から 妙な光の玉を度々見るようになった。
家族にその話をしても 嘘つき呼ばわりされるので、
今度その光の玉を見たときは、証人となる人を連れてきて 一緒に見ようと頑張った。

あるの夕方 近所の神社の前で、光の玉を見つけた。
自分は、急いで家に帰り母親を連れてやってきた。
母親は「何?これ?」と信じられない物をみるように、そっと手を伸ばしたが 急に
「帰ろう。」と言って自分の手を引いて家に帰った。

夕食の時間 自分は光の玉の話を持ち出した。
「お母さんも見てるんだから、嘘じゃないよ。ね。」と母親の方を見たが 母親は無反応。
無反応と言うより 何か怒っているようにも見えた。
兄貴が「嘘だ。嘘つき。」と冷やかしてくるので
「お母さんも見たじゃん。ねぇ。見たでしょ?」と母親に証言してもらおうとすると。
「いいから早く食べなさい!」と怒鳴られた。

暫くたって、伯母さん(母親の姉)が家に遊びに来て、自分にお守りをくれた。
「○○ちゃん(自分)が、事故や病気をしないようにってお守りだから、いつも持っているんだよ。」と
言って、首からさげてくれた。
それから 風呂に入ったり、プールに入ったりする以外は、いつもお守りを見につけた。

ある日 家に帰ると伯母さんが遊びに来ていた。
「○○ちゃん。お守りどうした?」と聞かれて 初めて無くなっている事に気が付いた。
「あれ?どこかに落としちゃったのかな? 探してくるよ。多分学校かな?」と
出かけようとすると、伯母さんは「あぁ。いいよ。いいんだよ。」と 出かけるのを止めた。
「また 持って来てくれるの?」と聞くと「もういいよ。役目が終わったんだからね。」と
無くした事は怒られなかった。 母親も怒っているかと思ったが、何も言わなかった。

その後 妙な光の玉を見る事は、極力少なくなったが、光の玉の話をすると
伯母さんがやって来てお守りを渡された。
中学生位の頃から、妙な光の玉を見る事は無くなった。
そして 伯母さんからお守りを渡される事も無くなった。

761 名前:本当にあった怖い名無し [sage]:2008/03/01(土) 04:15:41 ID:BbizSWDaO
>>760

お母さまは何を見たのか…
伯母さまは何を感じとったのか…!?
なぞだね。(((゚Д゚;)))

763 名前:本当にあった怖い名無し [sage]:2008/03/01(土) 11:05:04 ID:VLvsg9TJ0
>>760です。
母親が何を見たのかは、今でも解りません。
高校時代に一度聞いたことがあるけれど「そんな事 あったかねぇ。」と
忘れた風を装っています。もしかしたら 本当に忘れたのかも。

母親は四姉妹の一番末っ子で、この四姉妹には 色々不思議な話があるのですが、
ここの主旨とは違うので、控えさせてもらいます。

ですが、このお守りには、その四姉妹が 色々絡みあっていて・・・
母親の実家に住んでいる長女が、近くのお寺からもらって来たお守りを 三女の家に郵送で送り
ソレを三女の伯母さんが、自分に持って来てくれるのです。
子供心になぜ、長女の伯母さんが、直接家に郵送しないのかが 不思議でした。
米やら野菜やら 色々送ってきてくれるから、住所を知らなかった訳でもないし・・・

夏休みに長女の伯母さんの家に遊びに行った時に、聞いた事もありましたが ただ笑って
質問の答えは返って来る事はありませんでした。
それに そばにいる他の伯母さんたちが、話を逸らすふうにも思えました。
なんとなく 聞いてはいけない事なんだと・・・子供心に思ったものです。


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