45 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 2000/07/27(木) 06:14
短大の頃、友達に「絶対、笑わないで!」と言われ
小人のハナシを聞きました。
なんか、小学校の頃に、おまじないみたいなたぐいの本を読んで
『小人と文通する方法』が書いてあったんだって。
小人は、テレビの影とか縁の下とかに人目につかないところにいて
アクセサリーや、香りつきの消しゴムとかファンシー?なものが好きなので
そっと小さな手紙といっしょにプレゼントしましょうってなカンジで
紹介してたので、彼女は実行したらしいです。

↓(以下友達に聞いた内容)

最初は、鉛筆をテレビの裏に忍ばせておいて次の日見たらなくなってた。
そのときに、ちっちゃな紙に自分の自己紹介を書いておいた。
また、次の日に同じ場所に消しゴムと手紙をおいたら、やはり
なくなっていた。
それを、3?4日続けたとき、ある日自分の机の引出しにちっちゃな手紙が
入っていた。
その手紙の文字も、ちっちゃくて全部カタカナであったらしい。
何が書いてあったのか聞いてみると。。。

『イツモオテガミアリガトウ ボクタチハ サンニンキョウダイデ…(失念)』

と、お礼の手紙だった。
それから、3回ぐらいやりとりしたのだが、ある日彼女は
ルールを破ってしまった。このことは、自分以外の誰にもしゃべっては
イケナイ、しゃべったらもう小人はどこかへ行ってしまうのだそう。

まだ小学生でもあった彼女は、しゃべりたくて自慢したくて
とうとう友達にそのことを学校でしゃべってしまった。
そして、学校から帰ってきたときに机の引出しにしまっておいた
手紙を見ようとしたら、全部なくなっていた。
という。
そのハナシを聞いたのが、夏休み明けだったんだけど、
その夏休みの間、実家に帰っていた彼女が突然思い出して、
父親と母親に聞いてみたと。
彼女「わたし、コレコレ(省略)してたんやけど、あれ(文通のコト)って
  お父さん?お母さん?」
父&母「あんたっ!そんなことしちょったん???なんよソレ。アホか?!!!」
とさんざん言われたらしい。本人は確かに妄想でなく手紙をもらって、
読んでたし返信もしていたので、本当に文通相手が小人だったのか、
それとも両親だった(今でも騙されている)のか、不思議に思ってました。
(でも、両親の彼女をさんざんバカにしたハナシを聞いてると、
そうじゃないのかも)

彼女はおとなしく、おっとりとしてとてもウソをつくような子ではありません。
不思議ちっく系なハナシは、あとにもさきにもこの小人のハナシだけ。
わたしは、小人の存在がどうのこうのより、彼女のハナシは信じています。
だって、私にウソつくのに「ボクタチハ サンニンキョウダイデ…」
なんて、ねぇ???>心の中で大爆笑でしたが。。。<本人は真面目顔

あっ、彼女の実家は高知でした。


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