38あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/06/08 06:11
子供の頃、バーチャマん家行くと必ずせがむ好きな話があった。
きぶね山には赤猿がいてよく人に悪さをするという話。
赤猿ってのは人の言葉をしゃべるでかい猿でうっかり出会うとひどい目に会わされる。

バーチャマの兄は山で遊んでいたとき偶然、赤猿に出会ってしまい
とっつかまって髪の毛を全部むしられ、挙句の果てに
ボコボコにぶん殴られて帰ってきたらしい。
この<髪の毛を全部むしられて>というフレーズが大好きでねぇ。

39あなたのうしろに名無しさんが・・・ [sage] :03/06/08 06:16
貴船山って京都の鞍馬山の隣の山か?
鞍馬山といえば天狗。天狗から派生した話なのかもしれないな。

42あなたのうしろに名無しさんが・・・ [sage] :03/06/08 06:48
偶然出会っただけでそこまでされる意味がわからん。
そーとー悪党だな。

45あなたのうしろに名無しさんが・・・ [sage] :03/06/08 09:38
>>38
エニグマスレで似た話がいくつかありましたね。
髪の毛をむしりとること、顔が赤いことが共通してる。
やっぱり本当にいるのかな。すごく興味深い。

46あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/06/08 10:22
>>45
エニグマの例は場所はっきりしてましったけ?
「きぶね山」がひっかかる。
上の方でも言ってたけどもし貴船山なら天狗信仰のある地域。
おもしろいね。

>>43
不謹慎だがワラタ

5245 [sage] :03/06/08 17:37
>>46
エニグマスレの話では場所は特定されてませんでしたね。
でも各地でそういう似た伝承(?)があるとしたら、それもそれで
不思議でおもしろい。いずれもいきなりとっつかまって理不尽な
暴力を受けるのがなんとも…。
一つだけ見つけたけど、もう一つがどうしても見つからない。
見つからない方の話が>>38と共通点が多かったように思います。
お兄さんと山を歩いていて、赤い顔をした鬼のような生き物に
頭皮ごと髪をむしりとられる話でした。

http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Tachibana/7672/enigma/02/67.html

363あなたのうしろに名無しさんが・・・ [sage] :03/09/07 04:30
これは遠い遠い昔のお話。もうかれこれ15年は経つ。
俺は当時、小学生3年 実家は田舎で家の裏手に方は山だった。

11月の初めごろだった。俺は当時仲の良かった友達と裏山で遊んでた。
一人が宝物を隠して一人が探すっていう妙な遊びをしたのを覚えてる。
俺は生贄として大事にしてた爺ちゃんに買ってもらった百式のプラモデルを
友達に渡して友達は山の奥の方にどんどん進んでいった。

いつもなら10分くらいで隠し終えて帰ってくるはずなんだけど
寒くて手の感覚がなくなってくるまで待ったが一向に帰ってこない。
俺は裏切られた気がして悲しくてトボトボと家に帰った。

364あなたのうしろに名無しさんが・・・ [sage] :03/09/07 04:41
家に帰ると晩御飯の時間でその日は俺の好きなハンバーグだったが
どうも美味しく感じなかった。腹は減ってるんだけど箸が進まない。
爺ちゃんが「どうした?なんかあったのか?」と聞いてきたから
「xxxが一緒に遊んでたのに勝手に帰っちゃったんだ。」って答えた。
爺ちゃん「なんかきっと理由があっただけだ。明日学校でまた会えるよ」みたいなことを言った。

その時、家に電話がかかってきて、xxxxがまだ帰ってきてないっていう
そいつのお袋からの電話だった。爺ちゃんは「最後に遊んだのはどこだ?」って聞いてきて
俺は「裏の山のおやしろから川の方に行っちゃった」って言ったら
爺さんが急に立ってお袋に「探してくるから。役場の方にも電話しとけ」って言って出かけた。

365あなたのうしろに名無しさんが・・・ [sage] :03/09/07 04:52
近所の人も集まってきて駐在も来てなにやら大騒ぎになった。
裏山の入り口の方はちょっとした人だかりになって30分くらいだろうか。
役場の人と駐在の準備ができていざ出陣!って頃に
爺さんが「みつけたぞーー」って叫びながら帰ってきた。

爺さんに抱きかかえられて帰ってきたxxxxは
暗くてわかりにくかったけど目のまわりが黒あざが出来ててひどい状態だった。
鳴きながら「赤いおじさんにやられた 赤いおじさんにやられた」なんて
ずっと喚いてて病院に入院した。

病院って言っても総合病院は車で1時間くらいかかる。
あとでわかったことだけど、そいつの右腕は折れてた。
大人はもちろん大騒ぎで珍しくパトカーが何台も出て付近捜索したみたいだけど
結局、何もみつからなかった。

368あなたのうしろに名無しさんが・・・ [sage] :03/09/07 05:05
爺さんは俺に「もうじき冬だからな 春になるまで山遊びは駄目だぞ」とだけ言った。
俺はあいつが言った赤いおじさんって言うのが怖くて怖くてその日から
しばらく爺さんと一緒に寝た。もちろん百式も返ってこない。
でも山に近寄るのもイヤだった。

高校生になった頃、ふと思い出してそいつに聞いたことがある。
「あのときの赤いおじさんって覚えてるか?」って
でも「そんな昔のこと覚えてねーよー」なんてそいつは答えたけど。

俺が2歳ん時に死んだ親父の代わりに
俺やお袋の面倒を見てくれてたその爺さんも中学にあがる頃死んだ。

その友達は高校出て2ヵ月たったあと一人暮らし先のアパートで自殺した。
理由はわからない。遺書も無かった。
今日はそいつの七回忌だ。
長文すまなかった。ふと思い出してね。書かずにはいられなかった。

388あなたのうしろに名無しさんが・・・ [sage] :03/09/21 12:24
>>363
山の中で赤い凶暴な「何か」に出会う話をこのオカ板で見るのは
3回目ぐらいです。出会うまでの経緯はそれぞれ違うけど
容赦なく叩きのめされるという部分と対象が子供であることは同じ。
本当に赤い何かが存在するとは思えないけど、例えばそういう幻覚を
見るきっかけとなるスイッチが何なのかにすごく興味があります。


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