45おさかなくわえた名無しさん [sage]:2005/06/28(火) 01:17:08 ID:ARTtD4dT
昔、有楽町線に乗ってそのまま東武東上線の駅まで行こうとした時の事。
(乗り換えなしで地下鉄から私鉄に繋がってる路線。途中別の線に乗り換えられる)
疲れていたので眠ってしまい、途中で目を覚ましては駅を確認しながら乗っていた。
ふと気付くと小竹向原に到着していて、乗り換えアナウンスが流れている所。
西部有楽町線だかに乗り換える方は〜…と言っていたので、東武東上線直通に乗っている事を確認して
そのまま発車。次に気付いたときは氷川台。間違ってない。
けど、それからまた寝てしまい、次に気付いた時は江戸川橋だった。
(小竹向原よりずっと前の駅にいた)
まさか終点で折り返した事にも気付かないで寝ていたのかと、慌てて時計を見たら
有楽町で乗車してから一時間も経ってなかった。乗っていた電車はだいぶ先の駅行き
だったので、気付かないで寝過ごしたのなら二時間は経っていたはず。
しかも、夏で夕方だったので、地下から地上に出るときに、急に明るくなるので
うたた寝程度だったなら気付くはず。

けど、気付いたとき、乗っていた電車は下りから突然上りになってしまっていた。
しかも、最後尾に乗っていたのだが、向こう数車両に渡って誰も乗っていない。
何が何だかよくわからない上に、停車していた江戸川橋のホームにも誰もいなかったので
怖くて慌てて降りた。車掌がホームで出ていたんだろうけど、それも確かめられなくて
電車が行ってしまうまで反対側のホーム(つまり本来乗っていたはずの方向のホーム)
の方しか見られなかった。

その後この話をばあちゃんにしたら『キツネに化かされたんだ』といわれた。
そういうモンなんだろうか。


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