466おさかなくわえた名無しさん [sage] :2005/04/17(日) 21:59:15 ID:BNzJLGgY
同じように不思議なことがもう一度だけあった.
私が中学二年だった頃だと思う.
その頃は姉がもう家を出ていたので、私は姉が
使っていた部屋を自分の部屋として使い、当然
そこで毎日寝ていた.
そこには姉がもう使わなくなった服がたまって
いる大きくて古いタンスがそのまま残されてい
たのだが、ある日目覚めると、そのタンスが
ひっくり返っていた。上に乗っていた目覚まし
時計はそのままで、完全に上下が入れ替わって
いたのである。
目覚ましをとめようとしてその事に気付いたとき、
私は不思議とか恐いとかいう前に笑いが来てしま
い、笑いながら母親に報告した。
しかし母親はその事実を確認すると、驚く程厳し
い顔で姉に電話をかけた。そういう意味では信心
深い(?)母は、姉の所有物だったタンスの異常を
何かの予兆として感じ取ったのだろう。
電話をした時、姉はもちろん無事だった。
しかしその約一週間後、姉の住んでいたアパート
は何者かによって火をつけられ、姉は帰らぬ人と
なってしまった。
火をつけた犯人は、まだ捕まっていない。


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