615あなたのうしろに名無しさんが・・・ [sage] :03/06/28 01:43
全然怖くない話なんですが…

漏れが小学校低学年の頃、勉強を全然しないでオモチャで遊んでばっかりいたので
良く親に取り上げられて隠されてしまっていた。
んで、その隠し場所というのが1階と2階の間にある空間?で、2階の部屋のカー
ペットの下にその入口は隠されていた。
漏れと姉貴はそこで隠されたオモチャを見つけては遊んでいた。
先日、家を建て直すという事で、引越しの手伝いをしていた時、「もう運ぶものは
ないよね。」と母に言われたとき、ふとあの空間の事を思い出した。
兄貴に「そういやあの部屋(というか空間)にあるもの運んでないよね」と言うと
姉貴も「あぁ、なんかお宝が出てくるかもね」と言ったので、二人であの入口を探し
たがそれはどこにもなかった。
後で母に聞くと怪訝そうな顔をして、「そんな部屋どこにもないわよ」と言い、前の
家の見取り図みたいのを見せてくれた。やはりそれは存在していなかった。
オモチャについて問い質すと、すぐに従兄弟にあげてしまったとの事。
でも漏れと姉貴の記憶の中では、確かにあの空間は存在していたハズだ…
夢の世界だったのか、異次元だったのか。調べる術はもうない…


このエントリーをはてなブックマークに追加    
「不思議な話」リンク集