544あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/03/07 14:58
今でもすごく鮮明に覚えている、小さい頃の話。すれ違いだったらスマソ。

子供の頃、よく祖父や近所の年寄りから「○○神社には天狗がいて、この辺の
年寄りならみんな見たことあるよ」と聞かされていた。
その神社は山の中にあって中々行けないんだけど、ある日友達にその天狗に
会ったって言い出した奴がいて、「会わせてやる」ってんでその神社に行ってみた。
とりあえず適当に遊んでいれば出てくるっていうので、カンけりなどを
していると突然、隠れていた友達が「いた、いた」って出てきた。
そいつが指差す方向を見ると、確かに高い木の上に小柄な人が座っているのが見えた。
少し離れていてはっきりは見えなかったが、想像と違って鼻は大きくなかったと思う。
羽もなく山伏みたいな姿だが、「人間ではない」感じがあって、天狗だって思った。
なぜか怖くなかった。
腕を組んでずっとこちらを眺めていたが、遊ぶのをやめたと同じくらいに
その天狗?もいなくなってしまった。

後でウチの祖父に話したら、間違いなくそうだって言われた。

547あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/03/07 21:58
>>544
それは京都の鞍馬でつか?

551あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/03/07 23:36
>>547
そこではないです。
というか天狗なのかどうかも疑問
まあそうだとは思います

ついでに付け足し
うちのじいちゃんは子供の頃、山で迷子になった時
この天狗に助けられたらしい。
なにかよくわからない言葉を話していたが、手をつないで神社まで連れていって
くれたそうです。ちなみに顔は人じゃなく、鳥(カラス?)と人間の顔を足したような
感じだそうです。

いい天狗だったのか?


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