69本当にあった怖い名無し [sage] :2006/03/14(火) 00:05:52 ID:YCZrlqen0
小学低学年のころ、いつも一緒に「ミコちゃん」という「小さい女の子」がいた
どのくらい小さいかというと小学生の手のひらの上にちょこんと乗れるくらい。
友達もあんまりいなくて、学校の帰り道はいつも一人だったから
手のひらをミコちゃんの椅子にして話をしながら帰ってた。
家に帰ってからも、私が一人だと一緒にままごとなんかして遊んでた。
周りの大人や姉にはミコちゃんの声は聞こえないみたいで、
なに一人で喋ってるの?って親が様子を見に来ると突然姿を消してしまう。
「ミコちゃんと遊んでたのにお母さん来たからいなくなっちゃったじゃん!」
って怒ったりして、当時の私は「ミコちゃん」を不思議にも思わずに友達として受け入れていた。

学年も変わりクラス統一になり友達が出来ると、同じクラスの子と一緒に帰るようになり
学校から帰った後も同級生と遊ぶ事が増えると、自然とミコちゃんと遊ぶことは少なくなった。
部屋の中でままごとをするより友達と外で鬼ごっこや川遊びをするほうが楽しかったから。
そのうちミコちゃんは私の意識の中から少しずついなくなっていたんだと思う
ある日、家の事情で早退した帰り道。久しぶりにミコちゃんと話そうと手のひらで椅子を作ってみたが
そこにミコちゃんは現れてくれなかった。

ミコちゃんは友達がいなかった頃の私が作り上げた幻影なのかもしれないけど
一緒に遊んだ記憶や話をした記憶は鮮明に残っている。
ただ、どんなに思い出そうとしてもその姿を思い出す事が出来ない。


このエントリーをはてなブックマークに追加    
「不思議な話」リンク集