10本当にあった怖い名無し :2005/07/24(日) 13:01:10 ID:S++NW6e/0
子どもの頃ではないのですが、二十歳前後の不思議な体験をふたつ。

19ぐらいの時、一人暮らしだったのですが、夜寝るために電気を消して
ふとんに入ると、枕もとが妙に明るい。
起き上がってよくみると、青白い小さな明かりが壁際にぽつりと
ともっていました。わたしはホタルを見たことがなかったのですが、
そのとき、「ああ、ホタルがはいってきた」と思い、しばらく
見とれていて、そのまま寝入ってしまいました。
翌日みると、虫などはどこにもいず、逃げたんだなぁ、と思いました。
そのあと実物のホタルを見る機会があり、色も光り方もこのときの「ホタル」
とぜんぜん違うことが分かりました。
青白く光ったままのあのちいさな明かりが何だったか、今でも不思議です。

もうひとつは、25くらいの時の話。
お盆に両親と3人で父の実家(茨城)に帰るために
常磐道の上り車線を走っていました。
そこは長いトンネルがいくつも連なっているのですが、
ひとつのトンネルに入るあたりで、急にすごい渋滞になり、のろのろ運転に。
「事故かねぇ」などといいながら進むと、トンネルを入ったすぐの所に
赤いスポーツカーが止まっていました。渋滞の車はその脇を皆ゆっくり
進んでいくのですが、そのスポーツカーは誰も乗っていなくて、無傷。
パトカーもなにも来ていませんでした。
「事故じゃなさそうね、乗ってた人はどうしたんだろう?」と両親と
話しながら通り過ぎました。
その後、私たち3人は記憶がないのです。
私がはっと気づいて「そういやさっきの車・・・」と言い出すと、
両親も我に帰って、「なんだったんだろうね」。
しかも我に帰ったとき、まだトンネルの中にいて、周囲に一台の車も
走っていないのです。あんなに渋滞してたのに・・・。
それに赤い車をみてから気づくまでの間にインターはなかったんです。
今考えても不思議です。


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