684 名前:本当にあった怖い名無し [sage]:2008/02/18(月) 22:57:13 ID:uhNhgJRq0
4〜5歳の頃だったと思うが、当時は田舎の爺ちゃんちに住んでいた。
無駄に広い古い家。長い廊下が,子供の目には延々と続いてるような。
夏の暑い時期、時々婆ちゃんが小遣いをくれた。
これでアイスでも買っておいで、と。
喜んで長い廊下を玄関に向かって歩いて行くと、
途中に,大きな箱を抱えたおじさんが居る。箱の中身は大量のアイスクリーム。
「アイスかい?」「…うん」「どれがいい?」
そんな会話を交わした覚えが有る。
棒付きキャンデーを買って、婆ちゃんの所に戻る。
「あれ、早かったね?」「うん。。廊下にアイス屋さんが居たから」
「そんなもん廊下に居る訳無いでしょww」婆ちゃんはそう言って笑った。

しかし、その後数回,廊下のアイス屋さんからキャンデーを買った。
何の変哲も無い、その辺の駄菓子屋で売ってるのと同じものだ。
おじさんの顔は覚えていない。
とりとめの無い分でゴメソ。俺にも良くわからん想い出なのよ。


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