190本当にあった怖い名無し :04/08/24 19:56 ID:eWlamoII
俺がまだまだ 小3ぐらいの頃の話。
当時 毎日の様に 一緒に遊んでいた親友がいた(その親友は5人兄弟の次男坊。因みに末っ子は既に他界していた)。
その日も お互い一緒に遊ぶ約束をし、各々の帰路についた。
帰宅後、俺は 親友宅に遊びに行く事を祖母に告げると、親友宅へ向かった。
親友宅へ着くと、親友の母は「まだ帰ってきてない」と言う。
縁側では、三男坊(小1)が四男坊(4歳位)と遊んでいるのが見えた。いつも喧嘩ばっかりしてるのに そういう面もある事に 少し驚きながら、親友を探すべく、決められた通学路を通って(通学路を通って帰って来る筈だから)学校へ向かった。
すると、学校が約300m先に見える直線の道の向こうから 一人、見覚えある奴がこっちに歩いてくる。
三男坊だ。
俺は狐につままれた様な衝動にかられた。思わず
「あれ?今 帰り?今まで何処にいた?」
なんて聞いてしまった。
「学校」
当然そこしか無ぇだろ、といった感じで三男坊は答えた。
その後、親友と合流し、この事を話した。親友はこういう類の話が好きだった筈だが、当然 信じては貰えなかった。


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