808 名前:本当にあった怖い名無し [sage]:2007/08/18(土) 01:20:40 ID:AoRgI6t50
小学2、3年生くらいの授業中の話。
気づいたらバンッ!と音がしてた。
つづいて、「おまえスゲーな!」という周りの席のヤツらの声。
俺は横向きに座っていて、両手に教科書を挟みこんでいた。

なんかそのとき、ボーッとしてたんだよ。
昼寝から急に、周囲の友だちの声で目覚めた感じ。
ワケわかんないまま、指を挟んでいたページから教科書を開いてみた。
するとそこには、でっかい銀蝿がペシャンコになって挟まっていた。

聞くと、教室にイキのいいハエが入り込んできていて、
それをおもむろに俺が教科書でブッつぶしたらしい。
ほかのヤツらが丸めた教科書で叩こうとしてたんだが、
飛ぶスピードが速すぎて一向にダメだったという。
それを俺が一発で仕留めたから、「スゲー!」ってなったらしい。

でも俺には、そんなことをした記憶がまるでなかったんだ。
うしろの席に教えられて、はじめて教科書を開いたくらいだ。
すべてが、自分の知らないところで自動的に行われていたという感覚。
ワケわからんのに、周りからヤツらから英雄みたいに扱われてるもんだから、
戸惑うと同時に、「この教科書をずっと使うのかよ〜」と萎えた記憶がある。以上。


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